2009年06月07日

しまなみ海道を行けるのか? その2 亀老山からの来島海峡三連大橋


 しまなみ海道は自動車専用道路です。もちろん自転車や歩行者は入れません。橋の部分だけ歩いたり自転車で走ったりできるようになっているのです。
 ですから橋が終わると下に降りて、普通の道を走ることになります。  ふつうの道ということは、交差点がいたるところにあり、道もまっすぐではありません。

 さらに島といっても結構起伏があり、200メートル300メートルの山もめずらしくありません。
 自転車で走るためにはこのアップダウンは結構厳しいものがあります。

 それで、しまなみ海道ではサイクルロードとして、標識を立て誘導してくれています。
 分かりにくいところは結構ありますが、何とか大きくコースから離れることはなく自転車で走ることはできました。


 大島は橋が島の端と端にあるので、島を縦断するように走ることになります。

 来島海峡大橋を渡ってからサイクルロードをしばらく行くと、「亀老山展望公園」の文字が。
 展望台好きとしては立ち寄らざるを得ません。

 しかし、これが悪夢の始まりだったことに気づくのはもう少し後でした。


来島海峡第三大橋と亀老山(多分)


 展望台は標高308メートルの山の上にあります。
 もちろんそこまでちゃんと舗装された道が続いています。ただし車用の。
 急な坂が延々続きます。手作り看板によると2キロも。高さの7倍の距離です。

 自転車にとってはとんでもない急坂です。この角度でペダルをこぎ続けるのはサイクラーの意地でしかなく、正直降りて押すほうが楽で早いくらいの角度です。


 ここまで来たら戻るのもばからしく、サイクラーの意地なんてものははじめから無いので、延々と続く登り坂を30分以上自転車を押し続けました。
 もうそろそろ頂上に着いてもいいころでは、と思いはじめたころ、急に道が開けました。
 来島海峡大橋が見えるではありませんか。
 絶景です。

 でも、まだ展望台ではありません。

 ここで止まって橋を見たくなる気持ちを抑えます。
 ここでこれくらいなのだから展望台へ行けばもっとすばらしいはず。


 坂を上り続けて疲れています。とはいえまだ限界ではありません。
 周りの風景から頂上はそれほど遠くないはずです。まだ休むわけにはいきません。

 そして山を回り込んで、坂を登れば……
 駐車場です。
 展望台まであとわずか。

 自転車を止め、売店の横をすり抜け、安藤忠雄氏風のデザインの展望台の階段を上っていくと。

 来島海峡大橋が見えます。第一第二第三と三連の吊り橋の姿が一望できます。
 延々しんどい思いをして登ってきたかいがありました。


亀老山展望台から見た来島海峡三大橋

 今治から大島まで、途中馬島と武志島近くの海中に足をおろしながらまっすぐ続く来島海峡三大橋。
 橋の上を走っていても橋の大きさがわかりますが、それを上から、しかも3橋を一度に見ると、本当に大きいことがよくわかります。


 しかし、麓からたった2キロ。車なら10分もかかりません。もちろん楽です。
 と考えるとなんだかむなしくなってきますが、ここから見える橋の姿は美しいものがあります。
 車で10分の距離をハアハア言いながら登ってきたことは決して価値がなかった事ではない、と思いたいです。

 なんといっても来島海峡大橋山峡を一度に俯瞰で見渡せるのですから。


 ということで、何十分もかかった坂をわずか数分で駆け下り、次の橋を目指すのでした。

posted by てくてく at 14:18| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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