2009年06月30日

しまなみ海道を行けるのか? その5 多々羅大橋は世界一の斜張橋


 大三島橋の次は多々羅大橋。大橋です。
 大三島は名前の通り大きな島なのですが、どちらの橋も島の東端にあります。間は5キロほど。
 というわけで、大三島で有名な 大山祇神社に行ってみよう、ということになりました。
 しかし道を確認してみると……神社へ行くためには標高100メートルほどの峠を越えなければならないようです。
 100メートルの峠道というのもなかなか嫌ですし、今日はできれば向島まで橋を全部渡ってしまいたいと思っています。
 ということで、後ろ髪をひかれながらも、多々羅大橋へと向かいました。


 大三島と生口島とを結ぶ斜張橋で、まっすぐ立てた塔からケーブルをのばした1480メートルは、斜張橋では世界最長になるそうです。


多々羅大橋

 そして、今いる大三島は愛媛県、これから行く生口島は広島県。つまり本州と四国の境になる橋でもあるのです。


多々羅大橋と観音山

 多々羅大橋は、「大橋」というだけあって来島海峡大橋と同じように自転車歩行者と原付を別の道で用意しているので、原付を気にしないで走ることができます。
 途中、端を支える柱の下でで手をたたくと反響する「多々羅鳴き龍」があります。橋を作ったら偶然そういうポイントができたようです。


多々羅大橋の塔とケーブル

 そして走り終えると、坂道を下って下りていかなければなりません。
 それはどの橋も同じですが、生口島は柑橘系の畑の中をらせん状に下りていく気分のいい道です。
 意図的にそういう道を作ったのか偶然なのかはわかりませんが、気分のいいくだりです。

 どの橋もこういう道でくだりだったらいいのにな、と思いながら次の生口を目指すのでした。
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2009年06月19日

しまなみ海道を行けるのか? その4 アーチ橋で一気に渡る大三島橋



 出発前のトラブルなどで予定よりも進めなかった「第1次しまなみ海道を走ろう」に引き続き、「第2次しまなみ海道を走ろう」です。

 第1次の終了地点になった伯方島の道の駅「マリンオアシスはかた」からのスタート。
 前回の帰りの逆ルートで伯方島BSまで路線バスでやってきました。

 伯方島と大三島をつなぐ大三島橋は伯方・大島大橋からそれほど離れていません。島を縦断しなくても大丈夫。自転車ならあっという間に到着です。
大三島橋
 今治を出発してずっと「○○大橋」という吊り橋を渡ってきましたが、初めて吊り橋がありません。名前も「大三島橋」で「大橋」ではありません。

 大三島橋は300メートルほどのアーチ橋。大きく弧を描いた鋼のアーチから道路をつるすような構造になっていますので、吊り橋っぽくもあります。
 それに日本のアーチ橋としては長いほうですから、「大橋」といってもいいかもしれません。

 そしてしまなみ海道だけではなく、本州と四国を結ぶ橋名中で一番最初にかかった記念すべき橋だそうです。


 ということで、自転車用の緩やかな坂を上って橋に到着です。

 今までの橋は自転車と歩行者のために専用の道が作られていましたが、ここは4車線の道路の片側2車線を対面交通、暫定二車線の自動車用道路にし、残りを自転車歩行者と原付用にしています。

 と書くと車用2車線をゆったり使っているよう思えますが、外側1車線をふさぎ、内側1車線を自転車歩行者と原付用にしています。
 ですので海が遠くなります。今までの橋のように海を間近に感じることができません。


大三島橋の上から

 それに車用の車線を使っているということは、元は自転車や歩行者を通すような設計になっていなかったということで、将来交通量が増えると自転車や歩行者は追い出されるかもしれません。
 渡るのは今のうちかも?


大三島から見た大三島橋

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2009年06月13日

しまなみ海道を行けるのか? その3 伯方橋と大島大橋。二つあわせて伯方・大島大橋


 亀老山展望台で時間と体力使ってしまったものの、まだまだしまなみ街道は始まったばかり。走らなければなりません。

 とはいえ到底尾道まではいけないので、大三島まで行きたいと思うのですが……
 というか、今日は最初から大三島が目的地。

 しかしこの日は出発でトラブルがあり、松山を出たのが予定より1時間遅れ。ということで、伯方島で終わりの予感が。
 ともあれ、次の伯方・大島大橋を目指してペダルをこいでいきます。


 大島はその名のとおり大きい島なので、海の見えないところばかり走っていきます。
 途中「カレイ山展望公園」の標識が。
 行きたいのですが、亀老山の道は時間と体力だけでなく気力も奪っていたのでした。
 ということで、残った気力はひたすら橋へ向かうことに向けたのでした。


 いつまで海が見えないのかと思っていると、港が見えてきました。そろそろ橋は近そうです。

 港にで出ると橋が見えます。
 そのままサイクルロードを走っていくと、大橋の下をくぐってから橋へのアプローチロードがありました。


下から見た大島大橋

 自転車歩行者用の緩やかですがうねうねと続く坂を上っていくと、橋です。
 来島海峡大橋ほどではありませんが、大きなつり橋。


 この橋は来島海峡大橋と違い、自転車歩行者と原付は同じ道を走ります。ですので、気をつけないと無法な原付に接触するかもしれません。


大島大橋と料金所

 実はここの橋も連続した橋で、大島から無人島の見近島までが大島大橋、見近島から伯方島までが伯方橋。
 そうです、大橋は大島大橋だけなのです。

 900メートルある大島大橋に対してその3分の1ほどの長さで、桁の上に道が載っているだけまるで高架道路のようです。
 ということで、「伯方・大島大橋」というのでしょうか。逆だったら「大島・伯方橋」になってしまいます。


伯方橋

 亀老山展望台で消耗した気力も体力も余裕を残して橋を走り終えました。時間もちょうど自転車を乗り捨てるステーションが閉店の準備を始めそうなころです。
 ということで、目的の大三島まで届きませんでしたが、伯方島で「しまなみ街道を行けるのか?」の第一部は終了しました。


 伯方島のサイクリングターミナルのマリンオアシスはかたの自転車を乗り捨てて、近くの伯方島BSからバスに乗って今治へ向かうのでした。

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2009年06月07日

しまなみ海道を行けるのか? その2 亀老山からの来島海峡三連大橋


 しまなみ海道は自動車専用道路です。もちろん自転車や歩行者は入れません。橋の部分だけ歩いたり自転車で走ったりできるようになっているのです。
 ですから橋が終わると下に降りて、普通の道を走ることになります。  ふつうの道ということは、交差点がいたるところにあり、道もまっすぐではありません。

 さらに島といっても結構起伏があり、200メートル300メートルの山もめずらしくありません。
 自転車で走るためにはこのアップダウンは結構厳しいものがあります。

 それで、しまなみ海道ではサイクルロードとして、標識を立て誘導してくれています。
 分かりにくいところは結構ありますが、何とか大きくコースから離れることはなく自転車で走ることはできました。


 大島は橋が島の端と端にあるので、島を縦断するように走ることになります。

 来島海峡大橋を渡ってからサイクルロードをしばらく行くと、「亀老山展望公園」の文字が。
 展望台好きとしては立ち寄らざるを得ません。

 しかし、これが悪夢の始まりだったことに気づくのはもう少し後でした。


来島海峡第三大橋と亀老山(多分)


 展望台は標高308メートルの山の上にあります。
 もちろんそこまでちゃんと舗装された道が続いています。ただし車用の。
 急な坂が延々続きます。手作り看板によると2キロも。高さの7倍の距離です。

 自転車にとってはとんでもない急坂です。この角度でペダルをこぎ続けるのはサイクラーの意地でしかなく、正直降りて押すほうが楽で早いくらいの角度です。


 ここまで来たら戻るのもばからしく、サイクラーの意地なんてものははじめから無いので、延々と続く登り坂を30分以上自転車を押し続けました。
 もうそろそろ頂上に着いてもいいころでは、と思いはじめたころ、急に道が開けました。
 来島海峡大橋が見えるではありませんか。
 絶景です。

 でも、まだ展望台ではありません。

 ここで止まって橋を見たくなる気持ちを抑えます。
 ここでこれくらいなのだから展望台へ行けばもっとすばらしいはず。


 坂を上り続けて疲れています。とはいえまだ限界ではありません。
 周りの風景から頂上はそれほど遠くないはずです。まだ休むわけにはいきません。

 そして山を回り込んで、坂を登れば……
 駐車場です。
 展望台まであとわずか。

 自転車を止め、売店の横をすり抜け、安藤忠雄氏風のデザインの展望台の階段を上っていくと。

 来島海峡大橋が見えます。第一第二第三と三連の吊り橋の姿が一望できます。
 延々しんどい思いをして登ってきたかいがありました。


亀老山展望台から見た来島海峡三大橋

 今治から大島まで、途中馬島と武志島近くの海中に足をおろしながらまっすぐ続く来島海峡三大橋。
 橋の上を走っていても橋の大きさがわかりますが、それを上から、しかも3橋を一度に見ると、本当に大きいことがよくわかります。


 しかし、麓からたった2キロ。車なら10分もかかりません。もちろん楽です。
 と考えるとなんだかむなしくなってきますが、ここから見える橋の姿は美しいものがあります。
 車で10分の距離をハアハア言いながら登ってきたことは決して価値がなかった事ではない、と思いたいです。

 なんといっても来島海峡大橋山峡を一度に俯瞰で見渡せるのですから。


 ということで、何十分もかかった坂をわずか数分で駆け下り、次の橋を目指すのでした。

posted by てくてく at 14:18| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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